約 762,899 件
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/1568.html
能力者スレゲーム化スレで開発中の、新しいカードゲーム 対戦方式は、状態テンプレートと乱数ソフトを利用し、交互にスレに書き込んでいく 環境にとても優しい 現在開発中で、ルールもいまだ定まりきっていない がんばれ俺 開発責任者は遊の人です 分煙所の管理人でもあります 行動力だけ無駄に高いんです 現在、ルール開発のためのテストプレイヤーを募集中 ルールをよく読み、現行ゲーム化スレに参加の旨をお書き込みください また、カードの開発をするのはキャラの使い手自身です 自分のカードを作る方は、カードのトップにある、テンプレを利用して作成下さい まる 編集する際は、「タイムスタンプを更新しない 」にチェックを入れるのをおすすめします 理由は、本スレに出すものでは無いからです
https://w.atwiki.jp/noryokusyayo/pages/27.html
敵対能力者一覧 敵対能力者として本編に登場するキャラクターのまとめページです。 ≪支配者≫ ≪沈んで行く栄光への夢≫マッドリー・ピエロット ≪悪の改造戦士≫沖村筧 ≪呪皇≫クラーヌ・ド・エテルネル ≪征服者≫百眼 ≪永劫の愚者≫シャロン ≪???≫サクリフィス ≪自我を抱えた機械人形≫DT-003ベラル ≪最後の審判者≫ ≪黒騎士≫ベリト ≪魔王百二十七世≫ ≪愉快なる嘲笑≫久木 ゆう/≪混沌の体現≫嘲笑者
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/1303.html
「死はこの世でもっとも美しい」 プロフィール 《名前》「エカテリーナ=ウラジーミラヴィチ=ヘル」 《性別》男 《年齢》25 《身長》175㎝ 《体重》59㎏ 《好き》筋道の通った考え 《嫌い》矛盾した考え。多足類(ムカデなど) 《トラウマ》なし 《容姿》日本人とロシア人のハーフ。2か国語話せる。 《性格》比較的温厚だが、能力者になってからは少し狂っている。能力者と触れ合うようになってからは、優しさが増した(というより、ただのお人好し) 《能力》「能力科学」・・・ 特別なエネルギー、「能力エネルギー」を左右の手から放出できる 能力エネルギーは、ほかのエネルギーに変換できる この能力によるもの以外のエネルギーは変換不可で、 放出できる範囲は掌を中心に2m この能力によるエネルギーは、任意でなければ自分には効果なし 使用可能なエネルギー 「電気(100v程度)、熱(100度程度)、運動(速度0.5~1.5倍)、 位置(10mの高さレベル)、弾性、化学、光(閃光弾の四分の一)、 音(爆音レベル)」 手から放出する以上、2種類まで同時使用、重ねれば二倍 覚醒 覚醒条件 手が片方でも欠損している事 or 瀕死状態 & 一対多 or 勢力の長やクエストのボスと戦う時に圧倒的な力量差があった場合 覚醒内容 覚醒時は能力の及ぶ範囲が5mになり、それぞれのエネルギーの強さも2倍になる 《生い立ち》・・・ 父親はロシアの軍人、母親は元2刀流剣術の先生で銃器と刀を共に少なからず使える。 平々凡々に生きてきたが、12歳の時突然能力が開花し驚くがさほど気にしていない。 しかし、17歳で能力者に両親を殺されたため死について少し狂った考えを持っている。 今のところ、復讐しようなどとは考えていない。 とりあえず普通に暮らしている。 《武器》・・・ 「双剣」;1メートル位の脇差のような外見をした双剣。 直刀である。【未完神器】にもらった。 「2丁拳銃」;自動式拳銃と回転式自動拳銃の2つ。 それぞれ弾は8発と6発。 【銃激撃劇】につくってもらった。 弾は残り0発。 『守護者の鞭』(一般戦闘では使用不可) 様々な植物の蔦を組み合わせた鞭。どこまでも伸び、物体を捕捉出来るが生物を掴むことは出来ない。 また、他人の所持品を掴む際は一レスの猶予が必要である。切れてもまた再生すること出来る。 物体と物体を繋げることが出来、繋げた物体間の異質を互いに影響させることが出来、完全破損以外なら自動修復させる。 ただし自身の持ち物に限る。 《持ち物》・・・・ 「きずぐすり付き自動巻き包帯」(使用済み);【四次元袋】に貰った。 今は、ただの包帯。 「夢幻の水筒」;内部が上位次元になっており、この中から水が無くなることはない。 壊れると半径1メートルほどが、その空間に引き込まれる。 【変態浪漫】に銃弾一発と引換に作ってもらった。 ステンレス製。 「長い鎖」;双剣から切れた鎖。
https://w.atwiki.jp/zitupawa12/pages/78.html
その他の特殊能力 強振多用 ミート多用 積極打法 慎重打法 積極盗塁 慎重盗塁 積極走塁 慎重走塁? 4番○ 4番× ムード○ ムード× ムードメーカー チームプレイ○ チームプレイ× 体当り ささやき戦術? ゲッツー崩し 速球中心 変化球中心 テンポ○ 積極守備 人気者? 身長(表示されない)?
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/181.html
せっかくの能力者スレなのでいわゆる「超能力バトル」を楽しみたい人が 今の「ドラゴンボール的バトル」を嘆いているようです。 しかしこのような流れになった以上そういうインフレが好きな人もいるかもしれません。 とりあえずそういった議論をまとめる場所としてここを活用しましょう。 スレでの意見 そのうち一回リセットしたい とりあえず範囲がでかすぎるのは問題 高すぎる防御力と再生力も問題 勝てる余地は必要 強すぎる能力を倒すためにさらに強い能力を得るのは論外、他の手段を考えよう 木っ端微塵に町を壊すな。町を一撃で壊せるってだけで普通の能力じゃ太刀打ちできなくなる 複数の能力を持ちすぎると楽しくない。攻撃メインなのにスピードまであるとかも× とりあえず弱点作っとけ 自分の能力を人間をEとし、攻撃防御速度を五段階評価にしてみて見つめなおしてみるのもいいかも とりあえず最強設定とかは論外だからな! VIPはともかくパー速ではもうちょっと能力にルールがあってもいいと思うんだ -- 名無しさん (2008-09-03 02 00 10) ていうかコレ避難所にスレ建てたほうがよくないか -- 名無しさん (2008-09-03 08 51 19) まとめだけでもって思ったから作ってみた。一応議論の場にはしないようにって考えてる というわけでスレ立て頼んだ -- 名無しさん (2008-09-03 13 20 40) あらかじめ最強が決まってるとソレを越えたくなるのは仕方無いのかもしれんね。 -- 名無しさん (2008-09-03 22 13 59) 能力インフレ問題についての議論の場です。 こちらhttp //www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/181.htmlのまとめにまとめましょう。 まず、どのくらいの能力を基準とするか決めたほうがいいんじゃね? それ以上強いのは自重して、弱いのは大いにけっこうみたいに。 ボスも↑の基準と比べて圧倒的に破壊力とかじゃなくて、応用がしやすく、 使いようによっては強力になるみたいな感じのほうが超能力バトルっぽくていい気がする。 それとキングクリムゾンみたいな予知能力は禁止か大きな制限つきのほうがいい気がする。 これで議論スレ立てようと思ったんだけど禁止ワードとやらでできなかったぜ 何が禁止ワードになってるか明らかにしてもらえればいいんだが -- 名無しさん (2008-09-04 11 46 06) http //www2.atchs.jp/test/read.cgi/nrsbbs/8/ -- 名無しさん (2008-09-04 13 38 14) たてたよー。あとあっちの禁止ワードはhttp。h抜けばたつよ。 -- 名無しさん (2008-09-04 13 38 44) この議論、強キャラが自分より強い奴が発生しないよう言ってる様に見えなくもない。 -- 名無しさん (2008-09-04 15 59 02) そもそも現段階で一番強いキャラって誰だろう? -- 名無しさん (2008-09-04 16 08 35) ↑そんなもん俺に決まってるだろjk -- 名無しさん (2008-09-04 16 08 55) そろそろ「相手は死ぬ」「概念を殺す」「デスノート」が出てくる頃だと思うんだが 途中送信スマソ -- 名無しさん (2008-09-04 21 44 05) エターナル・インフレーション・システム発動!…相手が死ぬまで自身を強化する! -- 名無しさん (2008-09-15 17 16 51) エターナルインフレーション…それが世界の選択か -- 名無しさん (2009-04-12 11 31 31) 「上は強いが下は弱くない」状態がバランスが取れてるって言われてるけどね。 現段階で強キャラって誰だろう? -- 名無しさん (2009-04-13 18 29 37) 攻撃能力以外にも移動能力・回復能力のインフレの方を懸念すべき -- 名無しさん (2009-07-12 12 48 03) 瞬間移動ってどの程度はいいのかな? -- 名無しさん (2009-08-09 16 10 55) 相手の反応速度や探知能力などを確定描写で無視せず、完全無敵の回避・移動技にならないレベルなら -- 名無しさん (2009-08-09 17 25 04) ↑ん?瞬間移動だから大抵は完全無敵の移動回避になるんじゃないの? -- 名無しさん (2009-08-09 17 45 33) ↑それだと移動する直線上での空間跳躍能力とも解釈出来るね -- 名無しさん (2009-08-09 17 48 36) 追記 回避や防御もどんな理由を付けようがダメージが通らなくなってしまえばチートに変わりはないんじゃないかな? -- 名無しさん (2009-08-09 17 55 44) つまり恒常的にダメージが通らないのはチート、一瞬一瞬ならグレーってこと? -- 名無しさん (2009-08-09 18 01 02) 防御面だけでなく、相手の技を回避しつつ一瞬で背後に回り込めたらそれだけで詰めると思う。瞬間移動は楽しいと思うけど難しいね。 -- 名無しさん (2009-08-09 18 21 11) ↑今日それやられたよー 一瞬で遠くに行ったりとか背後に回られたりとか -- 名無しさん (2009-08-09 18 37 26) ①勇者様(笑)「くらえ!なんたらかんたら~(名前忘れたけど必殺技)」→絡んでた人「回避したけど両足持ってかれました」→勇者(笑)「おい、必殺技使ったんだから死ねよ」→そんなルールありません ②イベントで街が破壊される危機→装置を一人一個づつ解除していく的な流れなのに→勇(笑)「安心しな!全部解除してやったぜ!」→他の人「あれ…?俺も一つ解除したとこなんだけど」→(笑)「それは俺が解除してた」→ふざけんな ③勇者(笑)のキャラの腕が切り落とされた→巻き返すスキルがお得意の後付け設定しかないから死にそう→(笑)「左手に持った刀と右手に持ったナイフで攻撃!」→いつ腕生やしたんだよ→(笑)「切り落とされた時点で既に次の腕が生えかけてました。そのぐらい考えて下さい」→描写も無しに(ry ④なんか知らんけどトチ狂った(笑)が回避不可能の一撃必殺使用→どうやって避けんの?→(笑)「空気中が攻撃範囲だから土の中は安全です」→穴を掘れと? ⑤(笑)に腹を立ててた一人が戦闘→(笑)が④で出てきた一撃必殺使用→腹立てもチート返しで球形の完全防御展開→(笑)「最強の防御とか言ってますけど、全方位から100トンの圧力で潰されるんですよ」→腹立て「球形って外側からの圧力に強いんだよ」→二人ともやめて下さい ⑥(笑)マジ切れ→(笑)「最強の技を使ってこの世界を終わらせました」→構わずに誰かと絡んでる人見る度「終わらせたんだから会話しないで下さい」って言ってくる→荒らすな -- 名無しさん (2009-08-16 16 47 51) インフレは誰か一人が加減を間違えると、「あいつがいいなら俺も」となるからこそ、各が気を付けるべきだと思う。 特に破壊力と速度の描写に気を付ける -- 名無しさん (2009-08-16 17 40 01) 全てのキャラが全てのキャラに対しての勝率の割合が40〜60%に落ち着くのが一番だけどね… 勝つことが目的のスレではないから、空気を読んで負けるのも大事… これは俺も気を付けんと… -- 名無しさん (2009-08-16 17 52 45) 正直、インフレ起きている気がすると自分の中で思ってる。欠損した部分を復活したり↑のほうで出てるような能力使ってる人もいるし -- 名無しさん (2009-08-16 18 10 34) そもそも、スレの形態が変わってきている気がする。 負かすにしても相手を立てた負かせ方が主流だった。 今はお互いがお互いに対して一方的な感じ……と言うのかな? 戦って皆を楽しませる事が目的でなく、戦って自分のキャラを強く見せる事が目的になっているように感じるね。 例えるなら、ゲームのようにね -- 名無しさん (2009-08-16 21 00 36) ↑そういや昔から上手いって言われている人は今でも勝敗に関わらず相手を立ててるよな。こういうのが大切なのかもしれない。 -- 名無しさん (2009-08-16 23 52 18) ↑俺個人としては、“描写がわかりやすい”“相手が受けやすい攻撃”と“しっかりと攻撃を受ける”事が出来る人が戦闘が上手いと思ってる。 描写の一部を相手に任せるのも手段だけど、何処を狙ってるかわからないのはキツいね、一度に攻撃する回数を増やすとそこが疎かになる。 現に、昔から戦闘上手いと言われてる人達の通常の攻撃の攻撃力は今の表情から見れば相当低い部類に入るぜ? -- 名無しさん (2009-08-17 01 01 57) 「最近インフレ起きてるな」と思う人いる? -- 名無しさん (2009-08-22 18 28 10) 昔いた人が戻ってきて戦闘するのを見るたび全然インフレしてねーじゃんって思う -- 名無しさん (2009-08-22 18 29 00) ↑余程負けに拘らない人でなければ相手に合わせるのが普通だぜ? -- 名無しさん (2009-08-22 22 25 26) せっかくの機会だし全体で一度見直ししてみない? -- 名無しさん (2010-08-03 05 51 25) 俺は、今はそれほど能力はインフレしてないと思う。 一部、此処では不適切に強いキャラは居るとしても、それはそれで少し調整すれば良いレベルかと -- 名無しさん (2010-08-03 08 49 39) 皆で話さなければいけないような感じには思わないかな。個別に、気になったら話せば良いさ -- 名無しさん (2010-08-03 09 17 15) いや、今回のは問題を治すと言うよりは単純な予防かな。意外と、どれくらいが標準的な強さなのかわからない人は多いと思うんだ -- 名無しさん (2010-08-03 13 42 23) 見直すというより、平均を求めてみようって感じかな?確かに、新規の人とかはキャラの強さ決める時にちょっと困るかも -- 名無しさん (2010-08-03 13 45 00) そう、そんな感じ。 勿論かなり曖昧な程度にね、それだけで誰でも自分のキャラを調整する目安にもなると思うんだ。 -- 名無しさん (2010-08-03 14 18 15) 確かに、標準的な強さは分かりにくいな。良いかもしれん -- 名無しさん (2010-08-03 14 29 23) そう、誰でも強キャラを演じたいだろうからこそ、標準が見えなくなってるように感じるんだ。 此処でちょっと質問するけど、しっかりとした調整がされたキャラって誰だと思う? 或いはどんなキャラ?に置き換えてもいいや -- 名無しさん (2010-08-03 14 40 10) キャラ初めて作ったとき、殴りをメインのキャラは使いづらいって言われたんだ、それは“インフレ化する”って意味もこもってたのかな?今絶賛インフレ化してるんだ…どんどん強くしたくてたまらないけど必死にどうにかしようとしている感じ -- 名無しさん (2011-06-18 21 55 43) ↑殴りメインと言う事は、良くも悪くも『実直』。剣だの能力だのといった間に挟むものが無い分、強化の方面がストレートに『自身の肉体強化』って形で現れる。結果として、攻撃守備速度が兼ね備えられたいわゆる升キャラの完成となるのであった。 -- 名無しさん (2011-06-18 22 33 15) ↑……まるでキャラを知られているかのように的確な説明だ…最近は刀とか翼とかに変化させる升を使って何とかすることが多くなったなぁ -- 名無しさん (2011-06-19 11 05 05) ほぼ二年前だが勇者様(笑)を見てクソフイタ、昔はそんなにカオスだったんだ… -- 名無しさん (2011-06-20 00 03 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/esper_school/pages/8.html
ストーリー この村は超能力者が集う学園にて野心たっぷりの能力者とその同志達が学園の天下を目指して戦争を繰り広げる陣営別バトル村です。 舞台 ―――私立霧雨超能力学園 世界中から超能力者が集められたこの学園は多種多様な生徒が集まる学園都市であった。 己の超能力を振りかざす者もいれば歩み寄る者もいる。学園は時折問題が起こりながらも平和な日常を送っていた。 しかし彼らは知らない。後に起きる一つの 戦争 を 思惑が渦巻く本当の戦いを・・・ 登場人物 恋多き娘 メイ master 2日 襲撃死 勝利 村人陣営:村人 学生 クレイグ nabe 生存者 勝利 村人陣営:共鳴者 学生 チュレット けい 6日 襲撃死 勝利 村人陣営:共鳴者 人形遣い テレーズ fumifumi 8日 処刑死 敗北 裏切りの陣営:狂人 学生 アルビーネ sinya 4日 襲撃死 勝利 村人陣営:村人 学生 ハイヴィ mizuiro 生存者 敗北 裏切りの陣営:狂人 学生 ポラリス mayam 7日 処刑死 勝利 村人陣営:村人 マイペース エメット kakiki 3日 処刑死 敗北 裏切りの陣営:囁き狂人 学生 トロイ ゆか 5日 処刑死 敗北 裏切りの陣営:狂人 学生 パーシー hinata 4日 処刑死 敗北 裏切りの陣営:狂人 学生 ウィル ふゆのひと 3日 襲撃死 勝利 村人陣営:村人 学生 アーリック はねねこ 8日 襲撃死 勝利 村人陣営:村人 剣道部員 ツリガネ 弐な 9日 処刑死 敗北 人狼陣営:人狼 奏者 ジュスト is0716 生存者 勝利 村人陣営:共鳴者 学生 ユーリ dawndea517 6日 処刑死 敗北 裏切りの陣営:囁き狂人 学生 イル kazue 5日 襲撃死 勝利 村人陣営:村人 その他 ぐたるてぃめっと国にて、2013年10月に開催 キャラセットは「霧雨降る街」
https://w.atwiki.jp/higumaroyale/pages/434.html
Heaven 「これで……、とりあえず傷は塞げましたけど……」 包帯代わりにブラウスの端切れを巻いて、ジブリールは龍田の腹部を被覆していた。 地下水脈を漂流しようやく辿り着いた岩場の暗がりで、それは彼女たちの一行にできる精一杯の処置だった。 それでも布束砥信の表情は浮かない。 「However、これでは消耗を待つだけね……。医療班にはHIGUMA細胞のストックとか無いの?」 「診療所になら少しは……。でも、もう、それも……」 童子斬りに貫かれた腹部の創は内臓まで達し、ただでさえ左腕を失い爆発に巻き込まれていた彼女の体力を刻一刻と減殺していく。 医療知識が少しでもあるならば、この程度の処置で龍田の命を助けられる見込みがないことくらいすぐにわかる。 田所恵にも、間桐雁夜にも、ビショップヒグマにもジブリールにもそれは明らかだった。 『みんな、生きるんじゃぁ――!!』 そう託して散った老父顔の嬰児、ベージュ老の思いを叶えるのがどれほど難しいことか。 ベージュ老、そして四宮ひまわり、龍田提督。 ひとつふたつみっつと、失われてしまっただろう命を記憶に辿れば、目つきは顰められ涙しか浮かんでこない。 更に上層の戦闘を思えば、一体今はどうなっていることか。 せめて目の前の命をどうにかして救いたい。 それはこの場にいる者全ての総意だった。 「も、もう、かくなる上は、私の血を、た、龍田さんに、全血輸血……!」 「思い詰めないデ下サイ、テンシさん! アナタが死んでどうするんデスカ!!」 「As best as possibleな処置を講じたいわ……。自分を犠牲にするのは避けましょう」 医療者として責任を感じているジブリールを、ビショップヒグマと布束砥信が差し止める。 この厳しい状況をどうにかして好転させようと思案している彼女たちの中で、ふと唯一の男性である間桐雁夜がその会話を耳に留めた。 「輸血でどうにかなるものなのか?」 「血中にもHIGUMAの幹細胞があるから……。So、ある程度フィルタリングしてから輸血すればレシピエントの細胞に合わせて分化して馴染んでくれるわ。 ……ただ、これだけの傷では、それこそヒグマ一頭が全身を捧げるぐらいでないと細胞が足りないでしょうし、HIGUMA細胞だけ選んで移植できる道具も無いわ」 「せめてヤスミン姉さんがいれば……」 布束の返答を受けて、彼は再び沈思に入る。 ヒグマ謹製艦娘である龍田の肉体を鑑みれば、ヒグマ同士の輸血はある程度の効果が期待できるものの、ここには血管を確保し血液を交換するだけの機材も道具も無い。 沈鬱な周囲の空気に、龍田は蒼褪めた顔で細く溜息をついた。 「これも……、天命なのかしら……。心残りが多いわねぇ……」 そんな諦念に満ちた声に、恵が耐え切れずすがりつく。 「龍田さん、そんなこと言わないで……! また竜田揚げ作りましょう!? ねぇ、皆さんに食べてもらいましょう!? ひまわりちゃんも、助け、出して……!」 「そうねぇ……、そんな方法が、あったら、良いのだけれど~……」 恵の涙が、龍田の肌に落ちる。 か細いふくみ声の言葉は、もう彼女に許された時間がのこりギリギリであることを示していた。 しかしその時、豁然と間桐雁夜が声を上げる。 「龍田さんを助ける方法は、ある……! 彼女のこと、知ってたら教えてくれ……!」 驚きと共に周囲が見やった彼の顔は、確信と自信に満ちていた。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 「よし、思った通りだ……。 龍田さんたち艦娘ってのはつまり……、昔の戦艦や巡洋艦の総体を英霊として、現実の肉体を依代に召喚したものなんだろ?」 「ええ……。厳密にはわからないけれど、類似したものではあるんじゃないかしら」 布束砥信から艦娘という存在の定義を答えてもらった雁夜は興奮気味だった。 「だったら輸血じゃなくとも、代わりに魔力を供給することで、彼女の傷も回復させられる!」 彼は捲し立てながら、顔の前でグッと拳を握ってガッツポーズを作る。 理解できないながらも一縷の希望を感じて耳を傾ける一同に、雁夜はそのまま滔々と語る。 「サーヴァント召喚の儀式の雛形を作ったのはうちのクソジジイなんだ。 一応理論は把握してる。正規のサーヴァントになりきれない英霊を『支配』して疑似サーヴァントとして固定することも、魔力さえあればなんとか……! そうして魔術師の土俵に落とし込んじまえばこっちのものだ!」 「Okay、それはわかったわ。それで、肝心の魔力とやらは一体どうやって供給するの?」 「そりゃあ一番効率的なのは……」 しかし彼の言葉は、一貫して落ち着いた表情を崩さない布束の質問を受けて、途切れた。 わからないとか、方策がないとかいうわけではない。 ただ、冷静になって考えてみると、あまりにそれはこの場で言うことが憚られる内容だった。 「ね、粘膜接触……」 小声で絞り出したその一言で、間桐雁夜には、周囲の空気が一瞬で冷え込むのが分かった。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 「Indeed、セックスして膣内射精するのが最も効果的かつ効率的な魔力供給法というわけね? 素晴らしく男らしい変態思考ね。あまりに最悪過ぎてむしろ畏敬の念すら浮かぶわ。近寄らないでもらえる?」 「いやあのその、セッ……というか、あくまで魔力的なパスを繋げる手段であって!! 引かないで! おいちょっと!!」 女性陣はただちに布束砥信をしんがりにして雁夜から距離を取り始めていた。 少しでも彼が怪しい挙動を見せれば、いつでもローリングソバットが飛んでくる構えだ。 よくよく考えれば、狭くて暗い岩場の上で、ここにいる者は女性5名男性1名なのだ。 雁夜は病人だからということで今までそれなりに丁重に扱われては来たが、それが性欲に狂った魔人だったとなっては容赦のしようが無い。 重傷を負って動けない婦人を救おうとしているタイミングで、あろうことか彼女と性交したいと言い出すなど、その場で叩き殺されても仕方がない言動だろう。 「そもそも誰も俺がやるなんて言ってないだろ!!」 「……アナタ以外誰がそんなことデキルと言うんデスカ、白々シイ……」 必死に自己弁護を重ねようとする雁夜の見苦しい姿に、ビショップヒグマは嫌悪感も顕わにスライム状の体を揺らす。 雁夜はそんなヒグマを指差して叫ばずにはいられない。 「いや、見たところお前が一番魔力高いだろ!? お前変形できるんだし、直接魔力を浸透させるとかあるだろ!? そもそも今の俺の枯渇した魔力じゃどうにもならねぇよ!!」 「気味合いトイウモノがワカリマセンので。魔力を渡すなんてことしたことアリマセン」 女性陣の応対に苛立ちを募らせながら弁明する彼に、ビショップは溜息と共に肩をすくめるのみだ。 そして彼女はジブリールとヒグマ同士顔を見合わせて、僅かに顔面への血流量を上げる。 「……それに、私タチ、繁殖期ナンテまだ経験してマセンし……」 「は、はい……」 「この、クソッ……。その魔力吸ってやろうか……!?」 ヒグマ2頭が恥ずかしがって照れているという目の前の謎の状況に、雁夜は理不尽への怒りを沸騰させそうだった。 拳を握りしめて震える彼の言葉を耳にして、ビショップはそこでふと思い出したように雁夜へ向き直る。 「アア、そういえばアナタは水属性の『吸収』と『支配』ができると言ってましたネ。 魔力を吸えるのなら、アゲマスから勝手に吸って下サイ」 「え、あ、本当に? そうしてくれるなら本当に助かるんだけど……」 粘膜接触うんぬんは措いておくとして、刻印虫がない今の雁夜は、魔力も枯渇し、田所恵の看護と食事でようやく戻した体力を食いつぶすばかりの半死人だ。 溢れんばかりのビショップヒグマの魔力が分けてもらえるのならば、これ以上のことはない。 ビショップの応対の軟化を皮切りに、布束砥信たちも彼の発言を再考し始める。 「……確かに、体液に魔力が多く含まれているという考え方は、多くのオカルトで共通してはいるようだし。 試す価値は、無くはないとは言えなくもないのかも知れない。15分かそこらで済むでしょうし」 「感染予防の点からは薦められないですけど……、効能があるのなら……」 「本当に、それで龍田さんが助かるんですか……?」 「あ、ああ、とにかく魔力さえあれば何とかなるのは確かだろう!」 ジブリールや恵の言葉に、雁夜は表情を明るくして強く頷く。 その様子に、布束は恵たちと顔を見合わせた。 「まさかセックスのためにここまでの流れを全部計算していたとは……。 まさに『Men are only after one thing(男はみんな狼)』。田所恵、あなたも気をつけなさいね」 「はい……、そうですね……」 「なんだよそれ! してないよ!」 「見苦シイ……。というか、アサマシイ!!」 再び声を荒げて反駁しようとし始めた雁夜を見かねて、ビショップヒグマが飛び掛かっていた。 彼女のスライム状の体が一瞬にして彼の全身を取り込み、内部へ水牢のように閉じこめてしまう。 「Thank you、ビショップ。あれ以上汚い言い訳聞いても耳が腐るだけだから。 何なら溺れさせるくらいでもたぶん構わないわ」 「フッ、初めカラそのつもりデスよ、布束特任部長」 「あわわ……、お二人が静かに怒ってる……」 「ちょっと、やりすぎないであげて下さいね……」 龍田を救う方法が仮にそれしかなかったのだとしても、雁夜の提案は、女性としてはすぐに了解などとてもできない手段だ。 少しばかり痛い目を見させてやらなければ収まりがつかない、というのは、ビショップにも布束にも共通した思考だった。 しかし、軽く溺れさせてやろうと思っていたビショップの思考と裏腹に、彼女の体は、内側から思いがけない引力を感じる。 ガボガボと無様に空気を吐きもがく雁夜は、そのままビショップの中で大量の水を飲み込んでいた。 そしてそのまま彼は溺れながら、飲み込んだ水の分だけの魔力を、そっくりそのまま吸収してしまっていた。 「な、ク、ウ……!? これは予想以上に……。まるで干からびたスポンジ……! 何故……!? 吸わレル……、こんなに、強いナンテ……!?」 「ぐぶはぁ――!? ゲボッ、ゲェホッ……! が、あ、あ……」 最終的に、彼は自身を包んでいた水塊のほとんどを飲み尽くし突き破り、岩場の上に喘ぎながら突っ伏した。 恵たち3名がそこへ慌てて駆け寄ってくる。 「な、なんか間桐さん顔色良くなってませんか?」 「この男よりビショップは――!?」 「ビショップさん! ビショップさん、どこに――」 溺れていた間桐雁夜の心配をしたのは田所恵のみで、後のふたりは魔力を吸い尽されて吹き飛ばされたビショップヒグマを探してあたりを見回した。 「こ、ココデス……」 返答があった岩場の先へ駆け寄り、彼女たちは目を疑った。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 岩場の水滴の先に倒れていたのは、しなやかな肢体を晒す、長い巻き毛の裸の少女だった。 全身を粘液質にまみれさせながら苦しげに体を起こし、彼女は睫毛や髪といった体毛についた汚れを払い落す。 大きな瞳を気だるげな半眼に沈めて、彼女は憮然とした表情で溜息をつく。 「今マデ、この姿はめったに晒シタことが無かったのに……」 「そうね、私が意識を飛ばした時もここまで水分は制御外に行ってなかったものね……」 「え? ビショップヒグマさんって、人間……!?」 駆け寄った布束が手を差し伸べる後ろで、恵が予想だにしなかった彼女の姿に驚く。 その瞠目した視線に耐え切れず、ビショップは僅かな粘液だけに覆われたその裸体を腕で隠す。 彼女の顔も四肢も胴体も、実際に骨格からほとんど人間の少女にしか見えない。 だが彼女はただ首を振って、顔を赤らめながら苦々しく呟くのみだ。 「違いマスよ……。私はタダの不細工な出来損ないデス……」 「とりあえずこれ羽織ってて下さい! 毛皮もないから風邪ひいちゃう!」 裸の上にぶかぶかのナース服をお仕着せられ連れられてくる少女の姿に、大量に飲み込んでしまった水に喘いでいた間桐雁夜は呆然とするしかなかった。 「へ……? あ? うそ、お前が、あのスライムヒグマ……?」 「コノッ、人間め! 私をよくもコノ姿にして! 殺してやりマス! グルルルル!!」 「がっ!? 何すんだおい!」 ジブリールと布束の手を振りほどき、岩盤上を滑るような動きで少女は間桐雁夜に駆け寄ると、彼の顔を勢いよく鷲掴みにしていた。 しかし、牙を剥き出しにして鬼気迫る表情で掴みかかってはいても、その一撃で雁夜の頭蓋が砕かれたりはしなかった。 少女の手は雁夜のもがく動きで容易に引き剥がされてしまう。 彼女は自分の手を見つめてぶるぶると震えた。 「もうっ、なんなんだよ!? お前あのヒグマなんだろ!? なんか目のやり場に困る美少女になってるけどさぁ!?」 「ああぁぁぁー、もう、マジでホトンド魔力吸われてやがりマスし! 魔力が回復するマデこの不埒な男を生かしてオカネバならぬナンテ……!」 ビショップはもう自身に、満足に人間一人殺せる魔力も残っていないことに愕然とするしかなかった。 大きな瞳に涙を浮かべて膝をついた彼女を、追いついてきたジブリールや恵たちが支える。 慌てふためいて立ち上がった雁夜の前に、女性4名からの非難の視線が突き刺さった。 「覚悟しててクダサイね! この魔力で我々を救助デキなかったら、一滴の水分ででも殺シテやりマスから!」 「ビショップさんのピュアなハートを傷つけちゃ駄目です!」 「Exactly。間桐雁夜、女の子を泣かせた責任は重いわよ」 「そうですよ間桐さん……。ご自身でやったことの責任はとらないと」 「くそ……、なんだこの身に覚えもねぇのに罪悪感しかない絵面は……!」 涙を浮かべて睨んでくる少女の、乱れた着衣と全身にまみれた粘液。 そこはかとなくしどけなく無防備にさらけ出されたしなやかな肢体。 雁夜は思わず生唾を飲み込む。 女子の視線がより一層きつくなる。 様々な意味で背徳感を覚えて彼は、慌てて両手を目の前で打ち振った。 「わかった! 待て! 待ってくれ! 確かに多少俺が『吸収』しすぎたかも知れない。それは悪かった! だが見てくれ! この通り、刻印虫に侵されてた左半身にも力が入るし……! ここ数年で最高の体調かも知れない! 何か活力に満ち溢れているんだ! 助かった、感謝してる!」 「あ、ほ、本当です……! リハビリ一緒にしてた時とは見違えるみたい……」 彼の言うとおり、不随になっていた雁夜の半身にも、魔力が充溢し動くようになっている。 心なしか顔の前で拳を握る恒例のガッツポーズにもキレがあるようだ。 「これで、龍田さんを助けられる!」 「龍田とセックスできるの間違いでしょう?」 だが布束は雁夜の肩に手を置いて、そう即応した。 そして次の瞬間、彼女は呆然とする雁夜の股間に膝蹴りをかます。 「ふぐおぉ!?」 「せいぜいErectile Dysfunctionにならないよう気を引き締めることね。 ビショップの素顔で興奮できる男性には杞憂かも知れないけど」 「本当サイテーですネ、人間のオスは……」 「ビショップさん大丈夫?」 激痛に崩れ落ちた雁夜の脇を、呆れ果てた表情で布束たちは通り過ぎてゆく。 大分手加減された膝蹴りがもたらす痛みの強度は、すなわち受け手側の下心の硬さに比例するものである。 「……間桐さん、何かもうちょっと皆さんの心証も良くなる代案ってないんですかね?」 「俺もそんな方法があればいいのにと思ったよ恵ちゃん……」 唯一まともに声をかけてくれた田所恵の脇で、間桐雁夜はうずくまり呻いた。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 「……で、結局、そういうことに、なったわけね」 「変質者に犯されるくらいなら死んだ方がマシと考えたくなっても仕方ないわ。 酷い選択肢しかなくて申し訳ないけれど……、どうする?」 「私から魔力と水分を吸うだけ吸って、コンナあられもない姿にシテくれた間男デスからね、あの人間は」 「何も反論できないがそういう言い方はないだろぉ!?」 そうして一足先に龍田のもとに戻っていた布束たちによって、間桐雁夜の思いは好印象を抱きようがない文言で伝えられていた。 内股で田所恵に支えられながら追いすがった雁夜が叫ぶ。 「あのな!? どうせ言い訳にしか聞こえないんだろうけど、これは魔力の道(パス)を繋ぐために必要な行程であって、やましい気持ちとか下心から来たものじゃ……」 「……いいから、来て」 しかし、捲し立てようとした声は、微かに囁かれた龍田の呟きによって立ち消えになった。 布束が向き直って肩をすくめる。 「だ、そうよ。同意の上ならもう外野がどうこう言えるものじゃないわ」 「あ……、うん……」 事態は、雁夜の予想以上に進んでいた。 そして気が付いてしまえば、後はやることをやるだけのお膳立ても済まされている。 厳然とその事実を目の前にして、雁夜の気持ちは一瞬温度を下げて腰を引かせた。 その心情を見透かすような布束の半眼が近づいてくる。 「……本気で心配しているのだけれど、間桐雁夜。 Vulva、VaginaからPortio Vaginalisに至るあたりまでの形態はちゃんと把握しているの?」 「ほ、本で見ただけなら……」 あまりに平然と女性器の解剖学的名称を語られると身の縮む思いがする。 内容的にも学術的にも薄い本でしか得た知識のない雁夜は、実体験などついぞ夜ふけのバカな妄想の中でしかしたことがない。 こと実働の段になってみれば、そんな行為をするにつけてのマナーやセオリーなど、薄い本で得た薄い知識ですら緊張で霧散する。 にわかに湧き出した雁夜の不安をよそに、布束は彼の返答を大幅に勘違いした。 「解剖学アトラスで見てるならいいでしょう。怪我人相手なんだから繊細に行為に及びなさい」 そして彼女は、また童貞には困難な注文をして去ってゆく。 雁夜の読んでいる書物はそんな精細な透視図版を有したものではないし、なおのこと四十八手も四万十川もあったものではない。 「ま、まだ18才にもなってないんですけど私……! み、見ちゃいけないですよね?」 「まだ私も誕生日は来てないけど。ビショップ、テンシ、あなたたちはいくつ?」 「ハア、まだ繁殖期を経験する前デスから……」 「うん……、0才かな……。後学よりもここはムード優先ですよね……」 そして女性陣は、龍田の元に雁夜だけを残して、水脈のほとりへとぞろ歩いて行ってしまう。 笑えもしない口元の引き攣りを浮かべたまま、雁夜は去りゆく布束たちに縋るような視線を送る。 当の布束は、一度だけ振り向いて、助け船にもならない言葉を楚々と送り返した。 「じゃあそういうことで。私たちはあっち行ってるから好きにどうぞ。 15分もあれば済むわよね?」 「ん、え……? はひ……」 雁夜は、通常の行為にどれほどの時間がかかるものかも知らない。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ ――。 結論から言えば、心配は杞憂だった。 二人取り残された岩場の陰。 ドレスのすそ破れたような衣装の下から覗く白く美しい二本の脚。 濡れそぼった衣服から透ける肌。 しどけなく横たわる体に、荒く息をつく悩ましげな表情。 その呼吸のたびに上下する豊かな双丘の張り。 その丘の頂上。 暗がりに透ける薄紅色。 不謹慎だが、興奮するなという方が無理だった。 「た、龍田さん……!」 そしてまた、愛おしさといたわしさ、慈しみの心を覚えないことも無理だった。 根元から斬り落とされた左腕。 半身を覆う広範な爆傷。 肌を汚す煤。 焼けただれた皮膚の不自然な赤みと、散在する歪な水泡。 きつく締められた腹部の包帯が隠している、内臓に至る刺創。 雁夜は龍田の足元に膝をつき、彼女の胸から腰元をそっと抱き寄せようとする。 欲望と、慈愛と。相反する感情があった。 触れれば壊れてしまいそうで。 それでも壊すほどいきり立つ体があり。 上はヒトの如く、下はけものの如く。 ひとふで書きの人は、歪み引き攣れた左の眼に涙を流しながら、その軽い巡洋艦を抱きしめた。 龍田は、雁夜を右腕だけで抱きしめ返した。 ズボンは下りている。 「ごめんっ……! 龍田さん、これしかないんだ……! 不本意かも知れないけど……! 本当に、本当に……」 「大丈夫よ」 この期に及んで言い訳がましい言葉しか出てこない雁夜の唇に、微かに龍田が唇を添わせた。 「思ってくれてなきゃ……、ここまで、できないでしょ~? わかってるわ……」 傷のためか、興奮のためか、しわがれているその声で、龍田は静かに微笑んだ。 雁夜の尾骨付近に潜んでいた熱量が、それで背筋を駆け上がった。 むしゃぶりつくように、龍田の唇を奪った。 舌を入れて、吸った。 あの幻覚のように、ジュースか栄養ドリンクのような味はしなかった。 ただ重く、血の味がする唾液が絡んだ。 艶めかしい苦みと切ない香気があった。 遠坂葵の姿は、一瞬浮かんで、すぐに消えた。 無意識に龍田の会陰部につけていた雁夜のものが、熱を持って下腹へ上滑りする。 こすれた刺激に、龍田の体が微かに跳ねる。 「もうちょっと、下……」 「ご、ごめん! ここか……?」 下腹部の近傍で絡みあう熱と熱は、ぬるぬるとした肌触りの上を右往左往するばかりで、目的地に中々辿り着かない。 いかに解剖学的にVulvaやVaginaを脳裏に描いても、実在のものとそれは異なる。 穴は、外へ押し返すようなきつい締め付けの裡にあった。 そしてくぐった瞬間、今度は逆に中への締め付けが雁夜を迎えた。 「んっ……!」 「うおふっ……!」 初めての感覚に、雁夜の会陰が絞り上がった。 脚が突っ張り、熱い快感が股から伝い弾けた。 自制も何も考える暇も無かった。 零れ落ちる熱量に、雁夜は荒い息のままに慌てて龍田へ謝る。 「ごめん、あ、あんまり気持ち良くて……! 中がこんなとろけるみたいなんて思わなかった……」 龍田は暫く、眼を閉じたまま深く呼吸をしているのみだった。 微笑んだ彼女が、汗の浮かんだ顔に睫毛の長いその目を開いた時、その声には微かに張りが戻っていた。 「……優しいのね~」 「え?」 「ありがとう、ちょっと元気が出たわ~。今度は、もう少し奥まで、ね?」 魔力の道(パス)が繋がった――。 雁夜がその事実を思い出した時には、もう彼の体は、龍田を下にして引き倒されていた。 「はふぁ……!」 唇が塞がれる。 今度は龍田からだった。 舌が絡む。 胸に手をやった。 ブラウスの上から柔らかい輪郭が触れた。 ものの硬さはすぐに戻った。 腰を振った。 思うさまに振った。 壊すように、慈しむように。 情けなく、また誇りをもって。 それからは文字通り夢中だった。 淡い夢が空を埋めるようだった。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 「……コウいう奇形のヒグマが、生まれなかったわけデハないんですよネ」 「ええ、ヤスミン姉さんの例もありますし」 「デスガ私ほどのは珍しい。ピースガーディアンとして認められていなけレバどうなっていたことか……」 「でも人型のヒグマさんって、普通にいましたよね? 工藤さんとか烈さんとか樋熊さんとか」 「彼らは元から人だから」 ビショップヒグマら4女子は、地下水脈の流れに触れるほどの岩場のほとりにまでやって来ていた。 時間を潰す間の異種族の女子トークはそして、ビショップの素の姿のことから始まる。 腰かけるビショップは色白の後ろ脚を水中に遊ばせるが、その細胞はまだその水を捉え溶け込むには至らない。 回復してゆく己の魔力量を確かめるように水球を掌に遊ばせながら、裸にぶかぶかのナース服の彼女は、瞳の大きな目を伏せがちに自嘲する。 「私はマズルも低いデスし、毛も少なくて……、ヒグマとしては出来損ない、不細工以外の何者でもアリマセン。 水で覆い隠してようやくマトモな見た目にしていたダケデス」 「Are you sure? 人間基準だと、相当美人だと思うわよ、あなた」 「人間の尺度で計らないデ下サイ!」 そして真剣に覗き込んでくる布束へ、ビショップは水球を握り潰して牙を剥く。 蒼い巻き毛の髪をがしがしと乱雑に毛づくろいし、不貞腐れたような様子で彼女はそっぽを向く。 周囲は今まで純然たる羆の姿ばかりだったのだ。 艦これ勢の出現はつい近々の事態であり、それまでのヒグマ帝国を思えば彼女のコンプレックスも当然のことだろう。 (これも有冨の『ヒグマを人間に変える研究』とかの余波……? 良かったわね有冨。ほぼ成功してるサンプルは自然発生していたみたいよ) ビショップ自身の悲喜こもごもは別にして、この結果は即ち、HIGUMA細胞のみで人間の姿になることは十分可能なことだという実証に他ならない。 元から、HIGUMA細胞が人間に移植しても同化しうる点で十分予測できることではあったが、仮説が証明に至ったという事実は、学術上確かに重要なことではある。 本当ならばここから原因遺伝子と蛋白質修飾と発現変動の特定からバリデーションまでいきたいところだが、生憎ここに布束が有冨の研究を引き継いで続行できるほどの時間はない。 あと正直そんな研究よりも、このヒグマには手製のゴシックロリータ衣装をあてがってやりたい欲求の方が布束にとって強い。 布束はビショップのスリーサイズを目視で測定しながら、今度は実利面の良さを挙げる方向に切り替えた。 「However、昨今の風潮では、隠密や欺瞞の一環と割り切ってもその風貌は利点の一つになるんじゃない?」 「あ、そうですよ! 参加者の人にはきっと今の姿の方が受け入れてもらいやすかったり!」 「ああ! 人間の方と協力するんですから、確かにビショップさんは今の方が綺麗でいいですよ!」 「イインデス。楽ですカラ。溶けてる方が」 ビショップは自身の人間のような細い指先も貧弱な爪も、見たくもないようだった。 眼を閉じて水をいじるばかりの彼女に、なおも布束が食い下がる。 「そう言わずに一度くらい人間の格好してみる気はない?」 「この話はオシマイ! アーもう、早く魔力戻レー」 無理矢理話は締めくくられた。 名残は惜しかったが、魔力という単語が出たのをきっかけに、布束は肝心の懸案事項に話を戻す。 「……どうなの? 本当にあなたの魔力を注がれて龍田は治るのかしら?」 「アア、集中すると感じますよ、微かに……。アノ男から魔力がどう伝わっていくか……」 僅かながら魔力の繋がりが出来たのは、ビショップと雁夜についても同様のようだった。 初め、嘲るようにしてその動きを傍観しようとしていたビショップはしかし、その流れを感じながら思わず意識を引き込まれそうになる。 苦悶のような喜悦のような表情を浮かべる彼女を心配して、布束たちがその顔を覗き込む。 「何を感じるの?」 「気の遠くなるような……、長い長い、海の時間」 ビショップのあおぐヒストリー、それは雁夜たちにはだかる夢だった。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ たどりつく船は今、海の底――。 それは溶けた海の底。 赤く凍れる海の底。 ――間桐さん。 ――なんだ? 聞き覚えのある声が香る。 その姿が耳に響くように。 ――あなたもあきらめに来たの? ――だから一体何のことだ? 龍田さんは? ――龍田なら、ほら、そこらじゅうに。 雁夜はそして、凍れる海の中に泳ぎ見る。 龍田が数多くの人々と哀歓を共にしてきたことを。 生まれ、 育ち、 旅立ち、 幾多の仲間と交わり、 そして死と、炎と煙の中を舞い踊り、 狙撃手の胸を叩き割り、 寝た子らを部屋ごと焼き尽し、 涙を流し、 汗を流し血を流し命を流し、 赤く赤く溶ける、凍れる海の中にその存在を刻んでいったことを。 ――見えるでしょう? ヒトの世は、赤いよ。 ――これは、流された血? ――どうかな、流れる血かも知れない。私たちに。 龍田は遍くあった。 唐紅の凍れる流れをくくり、ボクとキミとの境目もなく。 雁夜は悟った。 この海は凍っている。 凍っている凍っている。 ああ、熱く凍っている。 人肌の温もりで、熱く凍り流動し蕩ける、広漠なうねりの大海。 自分という船の形もなく、この海の全てこそが自分の船であり海図であり港。 はだかる夢の最果てにある、ヒトの産んだ灼熱の氷河。 ああ、雁夜は思った。 ああ、龍田は思った。 無限の今を漂うままに。 ――任せてもらっても、いいですか……? ――いいとも。どうか武運長久を。 その掌を見せぬ、幾千もの男たちの手が、雁夜に触れて見えた。 あと幾つの現を思いながら溶けた海の底でキミに会えるか。 わからねどその誓いだけは、心に刻む。 ボクは護る。 きっと守る。 ――。 独り居の夜も 燃える日も 心に掛けぬお前の祈念、 俺の心よ、とく守れ。 人間どもの同意から 月並みな世々の快樂から お前は、さっさと手を切って、 飛んで行ってしまえばいい……。 ……もとより希望があるものか 立ち直る筋もあるものか、 学びて耐えて忍んでも、 いずれ苦痛は必定だ。 明日という日があるものか、 深紅の燠の繻子の肌、 それ、そのあなたの灼熱が、 人の務めというものだ――。 素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。 閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。 繰り返すつどに五度。 ただ、満たされる刻を破却する。 ――告げる。 汝の身は我が下に、我が命運は汝の槍に。 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。 誓いを此処に。 我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。 天秤の果てに、我に従い給え。 ならばこの命運、汝が槍に預けよう――。 ――ランサーの名において誓いを拝命いたします。 千万(ちよろず)の、軍(いくさ)なりとも、言(こと)挙げせず、 取りて来ぬべき、男とぞ思ふ……。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 「ああ……、見えマシタ」 「いったい何が?」 「永遠が――。海と溶け合う太陽が……」 布束たちが見守る前で、ビショップはその目から涙を零していた。 ビショップが傍から感じた、あのイメージは何だったのか。 凍れる海の中の、太陽のような灼熱。 ただ遠くから眺めているだけでも畏怖せざるを得ない膨大なエネルギーのうねり。 恐ろしく、厳めしく、それでいて穏やかな神聖さと優しさを感じずにはいられなかった。 「ビショップさんが見たのって……、あったかかったですか?」 「……かも知れません。ワカリマセン」 ビショップにはその正体などわからない。 だが間桐雁夜と龍田は、この時、その夢の中に揺蕩っていたはずだ。 決して彼らの行なっていた行為は、色欲や獣性にまみれたものではない。 もっと崇高なものを含有し、さらにそれにとどまらぬ、もっと融和し混合されたもの――。 自然とそう感じずにはいられなかった。 「……終ったようデス」 ビショップがそう言うや否や、彼女たちの背後に足音が立つ。 布束が振り向いて声をかけた。 「大丈夫だったのね?」 「ああ……。俺たちは認められた。この島の聖杯に」 皆の前に姿を現したのは間桐雁夜と、鉤裂きのブラウスとキャミソールに身を包んでいる、龍田だった。 足取りも確かな彼女は、火傷も童子斬りに貫かれた腹部も、綺麗に治っている。 雁夜の手の甲には、再びサーヴァントと契約が成立したことを示す、3画の令呪が刻まれていた。 「下手だったんじゃない?」 「ええ~、でも下手なりに、優しく頑張ってくれたから~」 柔和に笑う龍田には、もう一切の疲弊や羸痩の痕はない。 それでも、彼女の左腕は肩口から落とされているままだ。 「ここまでしても腕の方を治すには足りないのね……」 「すまない。バーサーカーの『無毀なる湖光(アロンダイト)』は『龍』を殺すから……。 龍田さんの左腕は概念から斬り落とされてる。再生させるのは無理だった……」 布束の嘆息を受けて、雁夜は頭を下げる。 また女性陣から口やかましく非難されるだろうということを見越しての諦めだ。 だが予想に反して、特に彼女たちから苦言は出てこない。 「なんだよ、批判しないのか?」 「No way。するわけないわ」 顔を上げた雁夜に、布束は半眼を流して穏やかに語った。 「あなたはできるだけのことをして、結果を出した。自分の責任を以て、相手にも認められてね。 もう後戻りできない以上、甲斐性の見せどころでしょう? 男なら」 「布束さん……」 割と本気で初めてかけられたかも知れない彼女からの温かい励ましに、雁夜は感じ入った。 その脇から、ビショップヒグマの声もかかる。 「私も、殺すのは見送ってアゲマス」 「うお!? またお前無駄に艶めかし――イッ!?」 「黙リナサイ」 徐々に魔力が回復してきたビショップは、もうジブリールから借りたナース服を脱ぎ、色白の裸に水を滴らせ、その身を半分ほど水中に溶解させている。 雁夜の頬を叩いた前脚も、水で構成された触腕だ。 「どうヤラ私の魔力を有効活用して下サッタのは間違いなさソウですカラ。 ソウイッタところは、まだまだ私も学ぶベキことが多いヨウデス」 「お前さぁ……勿体ねぇのは、またその顔隠しちゃうわけ? 全身水に溶くのもまぁ便利かも知れねぇけど。たぶんお前素顔出してた方が人受けいいぞ?」 張られた頬を押えながら言う雁夜の指摘に、ビショップは一瞬その動きを止める。 少し考えた後、彼女は自分の考えを恥じ入るように鼻で笑う。 「マァ……、ご要望が多ケレバまたの機会にデモ」 そう言って彼女は照れ隠しのように頭から水を被り、水中に没した。 「龍田さん! 良かった、本当に……!!」 「火傷も刺し傷も本当に綺麗になって……。良かったですぅ~……!」 「ありがとう~。心配かけたわね。でもこれで、みんなを助けに行けるから~」 龍田は、水際の恵とジブリールの方まで歩み寄り、ふたりに感涙と共に迎えられていた。 薙刀を掴む彼女は、もう自分の為すべきことを分かっている。 地下水脈の上へ滑り出す彼女に、雁夜の声がかかる。 「見せてくれ、『七日行く風』――!」 「はい、艦長(マスター)」 龍田がにこやかに返す。 一同が陸で見守る中、片手で薙刀を回した彼女は、ゆっくりとその腕を左へ脇構えの型に持ってゆく。 切断された肩口の、脇の下にて挟み止め、構え至りて吟じるは―― 「白雲の、龍田の山の、瀧の上の、小椋(をぐら)の嶺に、咲きををる、 桜の花は、山高み、風しやまねば、春雨の、継ぎてし降れば、ほつ枝(え)は散り過ぎにけり、 下枝(しづえ)に、残れる花は、しまらくは、散りな乱(まが)ひそ、草枕、旅行く君が、帰り来るまで」 高橋虫麻呂が龍田越えの道中に歌った長歌と共に、彼女の裡に燃えるボイラーが、タービンが、勢いよくその熱量を高めてゆく。 そして送られる藤原宇合(うまかひ)一行の心情に寄せて作られた返歌が、彼女の思いを、龍田山の風を、最大限まで高めて届かせる。 「我が行きは、七日は過ぎじ、龍田彦――」 薙刀が、宙へ走る。 上空へ向けて躍るように抜き放たれた風の刃は、眩い光を放ちながら深い地中の岩盤を切り裂き刳り抜いた。 「――『勤此花乎、風尓莫落(ゆめこのはなを、かぜになちらし) 』」 くるりと一回転して水上に佇んだ龍田の背後で、地下の天井から巨岩がずるりと滑り、地下水脈の水上に轟音を立てて落ちる。 地上から差し入るスポットライトのような光の階梯を浴びながら、龍田はにっこりと微笑んだ。 「じゃあ、出撃しましょう? 要救助者はどこかしら~♪」 出口探す行く手を照らす光。 そして彼女たちは、登る、高く、昇る。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 【クラス】 ランサー 【真名】 龍田@艦隊これくしょん 【属性】 秩序・中庸 【パラメータ】 筋力C 耐久D 敏捷B+ 魔力A 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 耐魔力:E 魔力に対する守り。無効化はせず、ダメージ数値を多少軽減する。 【保有スキル】 水上戦闘:A 水上にて戦闘を行なえるスキル。ランサーは元々が軍艦であるため、水上での戦闘を得意とする。 水上を滑るように移動でき、敏捷のランクと非近接攻撃の回避成功率が上昇する。 魔力放出(重油・炎・蒸気):A 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 ランサーは艤装のボイラーまたはタービンから、各稼動段階で変化していく魔力産物を噴射することが可能。 神性(風・水・秋・龍・ヒグマ):A 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 龍田は、龍田山の神霊としての風と秋の神の性質、龍田川の神霊としての水と龍の神の性質、そして山の神たるヒグマの肉体から形成された、高温高圧をもたらす魔力炉たる内燃機関を持つ。 【宝具】 『夜半尓也君我、獨越良牟(よわにやきみが、ひとりこゆらむ) 』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1 彼女の由来である龍田川と、その流域に連なる生駒山地の山々に端を発する、風神の力が籠った薙刀。 その一帯の山嶺に時節の区別なく吹く風は、秋には紅葉を散らし、春には桜を落とす。 中でも、平城京の西に位置する龍田山(現在の奈良県生駒郡三郷町の西方)の神霊『龍田彦・龍田姫』は、風と秋の神としての神格を持っている。 龍田の神は『裁つ』という起源に通じる裁縫の神でもあるため、彼女が薙刀として振るうものであれば、如何なるものも常に鋭い切れ味を持つようになる。 また龍田はその高速を活かし関東大震災の折に支援物資を満載した状態で呉から東京へ急行した逸話を持つため、空気中において攻撃速度とST判定成功率が上昇する。 『水能秋乎婆、誰加知萬思(みずのあきをば、たれかしらまし)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1(~30) 最大捕捉:1 彼女の由来である龍田川と、その水面に流れる紅葉に端を発する、水神の力が宿った血液。 龍田川には、紅葉が流れなければ誰も秋の訪れを知ることができない、とまで歌人に言わしめたその滔々たる流れと美しい紅葉がある。 龍田山の神霊である『龍田姫』とは別に、龍田川それ自身は長い年月の間に多くの歌人たちから奉られてきた歌の数々により、水と龍の神としての神格を持っている。 唐紅に水を括り水に潜るその神通力は、その血の流れの反響によって、水をくくりぞめにするあらゆる物体の織りなす文様を感知し、その文様の中を自在に縫い進める。 龍田の脈拍が水に接している時、その水中を対象としてのみ、この宝具と同ランクの“気配感知”スキルを得る。 また龍田は第43潜水艦を衝突事故により一撃で轟沈させてしまった逸話があるため、水中を対象としての攻撃のクリティカル率と命中率が上昇する。 『勤此花乎、風尓莫落(ゆめこのはなを、かぜになちらし) 』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000 龍田の山の滝の上の小椋の嶺に吹き荒ぶ風、七日分に相当する空気を凝縮し薙刀から一気に放つ、突風の断層による「究極の斬撃」である。 高密に圧縮された風の斬撃が通り過ぎる際に空気はプラズマ化し高熱を発生させるため、結果的にそれは光の帯のように見える。 そのままでも『裁つ』という起源に通じる龍田の風は、限界まで溜めて凝縮させることで、『裁った』という概念を生じさせるため、この斬撃は同ランク以上の宝具でなければ相殺・防御不能。 なお、元々遠方へ旅する個人にあてた歌に由来しているため、威力もさながら狙撃力が非常に高い。 【weapon】 『艤装』 本来であれば単装砲と機銃も搭載されているが、今回は薙刀型固有兵装以外の攻撃用装備は自らあらかじめオミットしており、ランサー然としている。 備品としては機関部であるボイラーやタービン、無線通信設備などがある。 【マスター】 間桐雁夜@Fate/Zero 【基本戦術、方針、運用法】 空気中限定で攻防一体の能力を発揮する薙刀と、水中限定で攻撃能力を底上げする探知宝具を持つバランスの取れたランサー。スキルと合わせて、両宝具を活かせる水面での戦闘能力が抜群に高い。 ∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬ 【D-7 塩茹でになった草原/夕方】 【龍田・改@艦隊これくしょん】 状態:左腕切断(焼灼止血済)、サーヴァント化、ワンピースを脱いでいる(ブラウスとキャミソールの姿)、体液損耗防止魔術付与 装備:『夜半尓也君我、獨越良牟』、『水能秋乎婆、誰加知萬思』、『勤此花乎、風尓莫落』 道具:薙刀型固有兵装 [思考・状況] 基本思考:天龍ちゃんの安全を確保できる最善手を探す。 0:私はまた事故を、起こしてしまったのね……。 1:ごめんなさい、ひまわりちゃん……。 2:この帝国はなんでしっかりしてない面子が幅をきかせてたわけ!? 3:ヒグマ提督に会ったら、更生させてあげる必要があるかしら~。 4:近距離で戦闘するなら火器はむしろ邪魔よね~。ただでさえ私は拡張性低いんだし~。 [備考] ※ヒグマ提督が建造した艦むすです。 ※あら~。生産資材にヒグマを使ってるから、私ま~た強くなっちゃったみたい。 ※主砲や魚雷はクッキーババアの工場に置いて来ています。 ※間桐雁夜をマスターとしてランサーの擬似サーヴァントとなりました。 【穴持たず203(ビショップヒグマ)】 状態 健康 装備 なし 道具 なし 基本思考:“キング”の意志に従う?????????? 0:キング、さん……。シバさん……! もう、どうスレばいいんですか……! 1:スミマセンベージュさん……。アナタを救えなかった……!! 2:……どうか耐えていて下サイ、夏の虫たち!! 3:球磨さんとか、龍田さんとか見る限り、艦娘が悪い訳ではナイんでスよね……。 4:ルーク、ポーン……。アナタ方の分まで、ピースガーディアンの名誉は挽回しまス。 5:私の素顔とか……、そんな晒す意味アリマセンから……。 [備考] ※キングヒグマ親衛隊「ピースガーディアン」の一体です。 ※空気中や地下の水と繋がって、半径20mに限り、操ったり取り込んで再生することができます。 ※メスです。 ※『ヒグマを人間に変える研究』の自然成功例でもあるようです。 【穴持たず104(ジブリール)】 状態:健康 装備:ナース服 道具:なし [思考・状況] 基本思考:シーナーさん、どうか無事で……。 0:良かった! 良かった! 龍田さんは助かった! 1:レムちゃん……、なんでぇ、ひどいよぉ……!! 2:ベージュさん、ベージュさぁん……!! 3:応急手当の仕方も勉強しないとぉ……!! 4:夢の闇の奥に、あったかいなにかが、隠れてる? 5:ビショップさんが見たのって、私と、同じもの……? [備考] ※ちょっとおっちょこちょいです 【布束砥信@とある科学の超電磁砲】 状態:健康、ずぶ濡れ(上はブラウスと白衣のみ) 装備:HIGUMA特異的吸収性麻酔針(残り27本)、工具入りの肩掛け鞄、買い物用のお金 道具:HIGUMA特異的致死因子(残り1㍉㍑)、『寿命中断(クリティカル)のハッタリ』、白衣、Dr.ウルシェードのガブリボルバー、プレズオンの獣電池、バリキドリンクの空き瓶、制服 [思考・状況] 基本思考:ヒグマの培養槽を発見・破壊し、ヒグマにも人間にも平穏をもたらす。 0 よくやったわ間桐雁夜。すぐに地上から戻って助けに行きましょう。 1 暁美ほむらたち、どうか生き残っていて……!! 2 キリカとのぞみは、やったのね。今後とも成功・無事を祈る。 3 『スポンサー』は、あのクマのロボットか……。 4 やってきた参加者達と接触を試みる。あの屋台にいた者たちは? 5 帝国内での優位性を保つため、あくまで自分が超能力者であるとの演出を怠らぬようにする。 6 帝国の『実効支配者』たちに自分の目論見が露呈しないよう、細心の注意を払いたい。 7 駄目だ……。艦これ勢は一周回った危険な馬鹿が大半だった……。 8 ミズクマが完全に海上を支配した以上、外部からの介入は今後期待できないわね……。 9 救えなくてごめんなさい、四宮ひまわり……。 [備考] ※麻酔針と致死因子は、HIGUMAに経皮・経静脈的に吸収され、それぞれ昏睡状態・致死に陥れる。 ※麻酔針のED50とLD50は一般的なヒグマ1体につきそれぞれ0.3本、および3本。 ※致死因子は細胞表面の受容体に結合するサイトカインであり、連鎖的に細胞から致死因子を分泌させ、個体全体をアポトーシスさせる。 【田所恵@食戟のソーマ】 状態:疲労(小)、ずぶ濡れ 装備:ヒグマの爪牙包丁 道具:割烹着 [思考・状況] 基本思考:料理人としてヒグマも人間も癒す。 0:龍田さんも間桐さんも元気になって良かった……! 1:もどかしい、もどかしいべさ……。 2:研究所勤務時代から、ヒグマたちへのご飯は私にお任せです! 3:布束さんに、落ち着いたらもう一度きちんと謝って、話をします。 4:立ち上げたばかりの屋台を、グリズリーマザーさんと灰色熊さんと一緒に、盛り立てていこう。 5:男はみんな狼かぁ……、気を付けないと。 【間桐雁夜】 [状態]:刻印虫死滅、魔力充溢、バリキとか色々な意味で興奮、ずぶ濡れ [装備]:令呪(残り3画) [道具]:龍田のワンピース [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を桜ちゃんの元に持ち帰る 0:龍田さん、ありがとう。これからよろしく頼む……! 1:俺は、桜ちゃんも葵さんも、みんなを救いたいんだよ!! 2:俺のバーサーカーは最強だったんだ……ッ!!(集中線) 3:俺はまだ、桜のために生きられる!! 4:桜ちゃんやバーサーカー、助けてくれた人のためにも、聖杯を勝ち取る。 5:聖杯さえ取れれば、ひまわりちゃんだって助けられるんだ……! [備考] ※参加者ではありません、主催陣営の一室に軟禁されていました。 ※バーサーカーが消滅し、魔力の消費が止まっています。 ※全身の刻印虫が死滅しました。 ※龍田をランサーのサーヴァントとしてマスターの再契約をしました。
https://w.atwiki.jp/esper_school/pages/9.html
ストーリー 会長(村建て)が逃げ出したので、頑張って探してください。ガッツリでもいいし、何かのついででも…ぶっちゃけ探さなくてもいいです。会長の情報は副会長のマスケラを呼び出せばきっと答えてくれるはず。 舞台 ◆超能力学園について 各国から集められた超能力者の学校です。 携帯などの近代機器は普通にあります。 ・掲示板 各廊下に設置された普通の掲示板。 基本どこにでもある。 ・特別教室 PC室、理科室、調理室、美術室など。 (追加可能) どの生徒も自由に使えます。 ・修練場 戦闘特化能力者の修行場。 バトルしたい人はここに行くと誰かに出会えるかも。 ・寮 誰かと相部屋だったり、個人部屋だったり。 ・その他 言ったもの勝ちです。ご自由に。 登場人物 花屋 マイダ mayam 共鳴者 技師 レネ dawndea517 C国狂人 盲目 テレーズ クロハシロハ 中身占い師 転寝 オデット redcat 中身占い師 治療中 スー kakiki 中身占い師 煙突掃除 ミケル iingnow 中身占い師 研究者 トロイ 弐な 共鳴者 パン屋 デボラ is0716 中身占い師 女中 リーリ kurobita 中身占い師 双子の青 ヴィノール hinata 共鳴者 酒飲み ハイヴィ MIZ C国狂人 学術士 ヒューゴ innage_enzyu 中身占い師 落第生 クラット DUMMY 村人 仮面紳士 マスケラ yoduki 村人 彫師 ランス けい 人狼 その他 超らある国にて、2013年8月に開催 キャラセットは霧雨降る街
https://w.atwiki.jp/nrks/pages/52.html
やる夫で学ぶ能力者スレ~参加編~ やる夫で学ぶ能力者スレ~参加編その二キャラメイク、戦闘編~ やる夫で学ぶ能力者スレ~番外編、李・龍先生の戦闘講座~ やる夫で学ぶ能力者スレ~世界編~ やる夫で学ぶ能力者スレ~番外編2、李・龍先生の戦闘講座~ やる夫で学ぶ能力者スレ~特別編 思うが侭に~ やる夫で学ぶ能力者スレ~地形・場所編~ やる夫で学ぶ能力者スレ~天気編~
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/1255.html
このページの内容は、あくまで用語としてまとめているだけなので、 必ずしもここの解説が正しいとは限りません。 特に属性の解釈などは人によって設定が異なるため、実際はその人の設定に準ずる事になります。 あくまで参考程度に留めておくのが吉。 【炎属性】 熱や火炎を司る属性。爆発などもこれに含まれる場合がある。 基本的に氷属性や植物に強く、水属性に弱い場合が多いようだ。 攻撃的イメージが強いが、応用次第で様々な事が可能な属性でもある。 【雷属性】 電気を操る属性。攻撃の発生が早いのが最大の特徴。 水属性に強いが、地属性に弱い場合が多い。 【風属性】 風を操る属性。相手や物を吹き飛ばしたり風の刃で攻撃する事が多い。 特別有利な属性も、不利な属性もあまり存在しない場合が多い。 また応用の範囲が広く、普通に考えた場合最も便利な属性だと思われる。 【氷属性】 冷気を司る属性。吹雪による攻撃や氷塊をぶつけての攻撃などが主な使い方。 炎属性には弱いが、他の属性に比べてやや攻撃性能が高い場合が多い。 かのエターナルフォースブリザードのイメージからか、最強の属性のイメージを持たれやすい。 【水属性】 水を司る属性。水流をぶつけて相手を攻撃したり、渦潮や泡などの攻撃もある。 炎属性に強く、雷属性に弱い場合が多い。また、炎自体には強くても熱には弱い場合も。 基本威力では他の属性に劣る場合が多い為、応用が大事な属性と言える。 【地属性】 土属性。大地を司る属性。地震を起こしたり、岩や泥をぶつけたりが主な使い方か。 水属性に弱く、雷属性に強い場合が多い。 基本的にはパワータイプである場合が多いが、応用も出来なくはない。 植物や重力、隕石などがこの属性に分類される場合もある(隕石は炎に入る事も) 【光属性】 光を操る属性。神聖なイメージが強い。 闇属性やアンデッドなどのモンスターに強い場合が多く、苦手な属性はあまり存在しない場合が多い。 ただ、たまに闇属性が弱点となる場合もあるようだ。その辺りは個人の設定によって変わってくる。 他の属性よりもやや強く描写される場合も。 【闇属性】 闇を操る属性。邪悪なイメージが強いが、案外好青年的なキャラが持つ場合も少なくない。 得意な属性があまり無く、光属性に弱い場合が多い。しかしその分威力はやや高めだったり、 また攻撃そのものに特殊な効果(呪いなど)が付加される場合も多い。 強いには強いが、扱いの難しい属性であると言える。 【その他の属性】 上記の属性以外にも、様々な属性が作られる場合もある。 基本的には上記の属性に該当させづらい、かと言って無属性も何か違う、といった場合に、 その能力独自の属性を持たせる場合に使われる。 しかしあまりに属性を作りすぎると相性が曖昧になり、結果「レベルを上げて物理で殴ればいい」という結論になりかねない。 何事もほどほどにしておくのが一番である。 【エターナルフォースブリザード】 相手は死ぬ。邪気眼使いなら誰しもが憧れる技。